観光庁が速報値として発表した2019年10~12月期の日本人の国内旅行消費額は5兆126億円で、18年比9.6%増、17年比0.4%減となった。宿泊、日帰りを合わせた延べ旅行者数は1億3242万人で、18年比では6.4%増だったが、17年比では11.5%減となった。東日本などに被害をもたらした10月の台風19号、10月の消費税率の引き上げなどが影響したとみられる。
消費額のうち宿泊旅行は3兆9143億円で18年比13.5%増、17年比2.8%増。日帰り旅行は1兆983億円で18年比2.4%減、17年比10.2%減となった。
延べ旅行者数のうち宿泊旅行は6866万人で18年比8.7%増、17年比8.6%減。日帰り旅行は6376万人で18年比3.9%増、17年比14.4%減。
旅行者1人1回当たりの旅行単価は、宿泊旅行が5万7008円で18年比4.3%増、17年比12.5%増。日帰り旅行は1万7226円で18年比6.1%減、17年比4.8%増だった。