日本旅行協定旅館ホテル連盟の長野支部連合会(齊藤茂行会長=扉温泉・明神館)は7月23日、長野県松本市のホテルブエナビスタで会員旅館対象の「日本酒ナビゲーター認定セミナー」を開いた。宿泊客に料理に合った地酒を提案できる、日本酒に関するもてなしのプロ「日本酒ナビゲーター」を養成するための講座。30人あまりが受講し、日本酒に関する正しい知識を身に付けた。
講師は日本酒学講師でエッセイストの葉石かおり氏。葉石氏は日本酒の基礎知識や日本酒の種類、料理に合う日本酒の選び方などを伝授。「自分の宿のメーンメニューを考えた上で、日本酒をセレクトすることが大事。宿のこだわりが見える酒選びをしてほしい」などと呼びかけた。受講生は修了試験を受けた上で、「日本酒ナビゲーター」の資格を取得。認定証を受け取った。
日本酒の味の違いをテイスティングで学んだ