日本旅行協定旅館ホテル連盟(小林喜平太会長=長崎県・稲佐山観光ホテル)は3日、栃木県の紫カンツリークラブすみれコースで連盟と会社の懇親ゴルフ大会「第23回REN—CUP」を開いた。連盟、会社双方から163人が参加。プレーを通して懇親を深めた。
会は双方のコミュニケーションの構築、信頼関係の強化を目的に1993年から開催。毎年、全国12支部連合会が持ち回りで主催し、今年は関東支部連合会が主催した。
東京の浅草ビューホテルで開いた懇親会では、主催者を代表して日旅連関東支部連合会の森田繁会長(群馬県・古久家)が「皆さまにご満足をいただけるよう、(連合会で)きょうまで準備を進めてきた。このように大勢のご参加をたまわり、厚く御礼申し上げる。懇親会も存分にお楽しみいただきたい」とあいさつ。
連盟本部の小林会長は昨今の業界の動向にふれ、「国内旅行とインバウンドが対前年で大きく伸びており、われわれ観光、宿泊業にとって素晴らしい風が吹いている」と述べるとともに、日本旅行との一層の連携を促した。
日本旅行の丸尾和明社長は先に発表した中間決算にふれ、「赤い風船、国内団体とも(販売高が)前年比9%の伸び。インバウンドも29%の伸びで、旅連の皆さまに関係する部分を伸ばすことができた。下期もさらに拡大させるよう、商品造成とプロモーションに努めていく」と述べた。
大会のグループ対抗戦では関西支部連合会が優勝した。来年は関西支部連合会の主催で行われる予定。
懇親会であいさつする関東支部連合会の森田会長