日本旅館協会の九州支部連合会(中原国男会長・温泉ホテル中原別荘、310会員)の総会が5月21日、熊本市の丸小ホテルで開かれた。事業計画などを承認したほか、支部連合会副会長に鹿児島県支部長に就いた湯通堂温氏(ホテル秀水園)を選任した。
中原会長はあいさつで、宿泊業の振興に向けてクレジットカードの手数料率軽減や固定資産税の見直しなどの課題解決の必要性を訴えた。客室流通の改善を目指す本部事業「オープンウェブ」については、本部のIT戦略委員会委員の木村大成氏(悠彩の宿望海)が概要を説明し、会員に参加を呼びかけた。
来賓では協会本部から小関政男専務理事が出席したほか、国土交通省九州運輸局の橋本昌典企画観光部長、熊本県の渡辺純一観光課長らが駆け付けて祝辞を述べた。
また、支部連合会の監事に中拂尚平氏(鹿児島サンロイヤルホテル)を選任した。
中原国男会長