帝国データバンクによると、今年2月のホテル・旅館経営業者の倒産は6件、負債総額は20億2500万円だった。件数は前月から1件、前年同月から3件、それぞれ減少。負債総額は前月から74億7900万円、前年同月から68億5300万円、それぞれ減少した。件数、負債総額とも、09年度(09年4月〜10年3月)で最少となった。
09年度の倒産件数を月別にみると、10件以上の2ケタ倒産は4〜6月、10月の4回で、前年同期の5回を下回っている。2月は7、11月と並び、最少を記録した。
月別負債総額は、100億円の大台を突破したのが4、6、10、12月の4回で、前年同期の5回を下回っている。2月は8月を抜いて09年度最少となった。
4月からの年度累計は、倒産件数が前年同期比17件減の94件。負債総額が同308億8千万円減の908億1800万円。
5件、負債2.4億円 2月の旅行業者倒産
帝国データバンクによると、今年2月の旅行業者の倒産は5件、負債総額は2億4千万円だった。件数は前月から1件、前年同月から2件それぞれ増加。負債総額は前月から2400万円、前年同月から1億3千万円それぞれ減少した。
4月からの累計は、件数が前年同期比4件増の50件。負債総額が同8億5700万円減の60億9200万円。