新潟県旅館組合(野澤幸司理事長)は9月15、16日、東京の「日本橋・にいがた館NICOプラザ」で観光PRイベント「うまさぎっしり新潟の秋」を開いた。秋の行楽シーズンを間近に控え、県内各施設が県産の秋の味覚を持ち寄り、通りがかりのビジネスマンや買い物客に試食を楽しませたり、格安で販売するなどした。
佐渡の沢根だんご、弥彦の枝豆、湯田上の竹の子味噌漬けなど、各地の自慢の逸品が勢ぞろい。いちじく、ぶどう、梨などの旬の果物や、日本酒の各銘柄も並べ、それぞれのおいしさを味わってもらった。
場内では買い物客を対象に、コシヒカリのすくい取りや、果物の盛り合わせが当たる抽選会なども行い、にぎわいをみせた。
「女将がプロデュースした旅館のスイーツ巡りも県内で楽しめます」と、イベントに参加した湯田上温泉・ホテル小柳の野澤邦子さん。
同県は昨年10〜12月、食をテーマにしたデスティネーション・キャンペーンを行っており、その成果を今年以降もつなげたいとしている。
にぎわった旬の果物の試食コーナー