新橋演舞場で「第九十七回 東をどり」 3年ぶりに開催


 東京新橋組合は、新橋演舞場で「第九十七回 東をどり」を21~23日に開催する。

いよいよ本日、第九十七回東をどりが三年ぶりに幕を開けます。前日である5月20日(金)、本番さながらの総浚い(通し稽古)に臨みました。若手、中堅、ベテランと新橋芸者全員が揃い、初日に向け、緊張した面持ちで舞台の総仕上げに励みました。

今回の東をどりは「復活の東をどり」と題し、ご指導頂く花柳、西川、尾上の三流派の中、総合演出構成は西川流が担当。左近家元が「新橋 花の賑わい」をテーマに、復活の想いを込めて華やかで粋な舞台を作りだします。

「東をどり」は日本を遊ぶお祭りです。芸者衆の踊りはもちろん、料理、旨酒、土産探し、東をどりの演舞場に、新喜楽、金田中、東京兆、松山、米村、わのふの六料亭をはじめ新橋一同が心込めて皆さま方をお迎えします。

また、東をどりでは、年齢を問わず日本文化に親しんで頂きたく、学生証提示で当日券は半額となる学割のサービスも行っております。

是非、この3日間、東をどりで「日本の綺麗」をお楽しみください。

 

年に一度、一見お断りの花柳界の扉が開く、新橋芸者の晴れ舞台が「東をどり」です。5月21日から23日までの3日間、三年ぶりに新橋演舞場が大料亭に変わります。

幕末に興り、近代化の明治に発展した新橋花柳界。芸の一流を目指し、新橋芸者の晴れ舞台「東をどり」の場として、大正14年に造られたのが新橋演舞場です。

それから97年、今回で東をどりは97回を迎え、いよいよ明日21日(土)から23日(月)まで3日間9公演の幕を開けます。前日である本日5月20日(金)、本番さながらの総浚い(通し稽古)に臨みました。初舞台の若手、初の主役を務める中堅、そして支えるベテランと、新橋芸者全員が揃い、明日の初日に向け、緊張した面持ちで舞台の総仕上げに励んでいました。

  • 97回は復活の東をどり

一昨年、昨年はコロナ禍により5月の開催を中止。昨秋、映像の東をどりとして映像美と実際の踊りを繋ぐ新たな形に挑みました。そして、今回3年振りに、二幕の舞台構成で、幕間には料亭の酒食を楽しめ、コロナとの共生を探る、“復活の東をどり”です。

ご指導頂く花柳、西川、尾上の三流派の中、今回の総合演出構成は西川流が担当。左近家元が「新橋 花の賑わい」をテーマに、復活の想いを込めて華やかで粋な舞台を作りだします。

  • 日本を遊ぶお祭りに

花柳界は一見お断りの閉ざされた世界、年に一度、新橋は東をどりで扉を開きます。東をどりの演舞場は芸者衆の踊りだけでなく料亭の食、旨酒が集います。お祭りとは神さまに降りて来て頂くもの、今回はコロナの疫病退散と云う願いも込めて日本という素敵な国を遊ぶお祭りです。三日間限りの大料亭、演舞場にお運びいただき、このお祭りにご参加ください。

本日の総浚いより本日の総浚いより

本日の総浚いより本日の総浚いより

本日の総浚いより本日の総浚いより

 

  • 第九十七回 東をどり 概要

 

 

日程

令和4年5月21日(土) ・22日(日) ・23日(月) 各日三回 全九回公演

壱の回 11:00開演 12:30終演
弐の回 13:40開演 15:10終演
参の回 16:20開演 17:50終演

会場

新橋演舞場
〒104-0061 東京都中央区銀座6-18-2
TEL : 03-3541-2600

チケット

桟敷席 10,000円
雪席  8,000円(一階席・二階前方)
月席  5,000円(二階後方)
花席  2,000円(二階左・三階席)

学生割引

新橋演舞場切符売場で販売の当日券は学生証提示により各席とも半額に割引いたします。

券売

電話
チケットホン松竹(10:00~17:00)
0570-000-489 / 03-6745-0888

WEB
チケットWeb松竹
https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/

窓口
新橋演舞場・歌舞伎座・京都南座・大阪松竹座・サンシャイン劇場

公式ホームページ : https://azuma-odori.net

  • 今年の舞台 – 新橋 花の賑わい

総合演出構成
西川流鯉風派家元 西川 左近

序幕 花の春 月の秋
・長唄 浅妻船
・長唄 秋の色種

春は満開の桜、秋はたおやかな秋草に名月。世界に誇る日本の春秋を、長唄の名曲にのせてお楽しみ頂くという趣向。すべての基礎は古典にあり、新橋芸者としての日頃の精進をお見せいたします。

二幕 一陽来復
・清元 お祭り
・小唄 ほのぼのと
・口上 フィナーレ

二幕目は尾上菊之丞、花柳壽輔、二人の家元が力を合せて振付けるお祭りで幕が開きます。陰から陽へ、悪いことが続きようやく良い方向に向かう。この四文字に新橋一同が願いをこめ、皆々様の平穏をお祈りしつつ東をどりの二幕目の舞台となります。

  • 幕間の楽しみ

 

復活の東をどりは日本を遊ぶお祭り、料理、旨酒に酒肴、土産探し、東をどりの演舞場に、東京兆、新喜楽、金田中、松山、米村、わのふの六料亭をはじめ新橋一同、心込めて皆さま方をお迎えします。

陶箱弁当 : 同じ献立から名店の違いを競う松花堂弁当。*事前予約分のみ

酒肴の折 : 松葉串の口取り、笹巻鮨、玉子焼等、料亭が腕を振るい酒肴を折詰に。*数量限定

泡酒処 : 旨酒と酒肴処 白木の升に料亭各々が推奨する日本酒と酒肴が並びます。

ドン ペリニヨン ブース : 幕間のシャンパンに和洋が重なります。

土産処 : 江戸団扇に芸者衆の千社札でデザインする名物団扇など東をどりならではの土産の品をご紹介します。

上映スペース : 2階ロビーは映像の東をどりで異空間が誕生、Blu-rayの販売も。

  • 東をどりの歴史と背景

幕末に興った新橋花柳界。徳川贔屓の江戸の中、維新を前に薩長の志士を迎えました。明治になって彼らは政府の中枢、街は大きく発展します。芸の一流を街の目標に稽古を重ね芸処となります。京、大坂に在った芸者の歌舞練場に倣って、大正十四年に新橋芸者の晴れ舞台として建設されたのが、新橋演舞場。その杮落としは、新橋芸者の公演「東をどり」として初回の歴史が始まりました。戦火に焼けた演舞場を新橋の精神的支柱として蘇らせようと、昭和23年春に「東をどり」は再開しました。川端康成、吉川英治、谷崎潤一郎など、文豪の書き下ろし脚本の舞踊劇、横山大観、竹内栖鳳、前田青邨など、一流画家による舞台美術等、新橋花柳界ならではのご縁を頂いて、豪華な舞台は人気を集めました。そして、踊りの名手で美しい男姿のまり千代が登場し、公演は大成功。楽屋口には出待ちの女学生の人垣が出来るなど、ファンが広がって行きました。

芸の新橋は、一流の指導者と何より稽古に励む街の風が支えます。そして、現在では、芸者と料亭がひとつになり、新橋演舞場が大料亭になる、東をどり。日本の綺麗な芸や粋がそこに集います。

 

  • その他

 

※ 紹介内容に変更がある場合があります。予めご了承をお願いたします。
※ 本公演は政府及び東京都のイベント開催制限と、関係諸機関により策定された感染症対策ガイドラインに従い、感染拡大防止対策を講じて開催いたします。具体的な予防対策と販売座席について、チケットご購入前、ご来場前に必ず東をどり公式ホームページ、松竹ホームページにてご確認ください。体調のすぐれないお客様、感染症対策にご協力いただけないお客様には、ご入場をお断りする場合がございます。

東をどり公式ホームページ
https://azuma-odori.net

東京新橋組合公式ホームページ
https://shinbashi-kumiai.tokyo

SNS
Facebook : https://www.facebook.com/azuma.odori
Instagram : https://www.instagram.com/azumaodori
Twitter : https://twitter.com/azumaodori
Youtube : https://www.youtube.com/channel/UCDlQMGXqif5JkxSj5iJjQog

 

一般の方からのお問い合わせ

東京新橋組合(平日 午前10時~午後5時)

TEL : 03-3571-0812

新橋演舞場

TEL : 03-3541-2600

 
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