新年度スタート、旅行各社が入社式


 「新たなスタート契機に」 近ツー・小川社長
 KNT—CTホールディングス(HD)傘下の主要事業会社、近畿日本ツーリストは1日、東京都千代田区の本社で2013年度の入社式を開催した=写真。小川亘社長が「当社も組織の再編という新たなスタートを契機に、強い部分はより強く、チャレンジする部分はより果敢に、皆さんの力も推進力にしながら進んでいく」と訓示し、新入社員に奮起を求めた。

 同HDは傘下の各事業会社がそれぞれ独自に入社式を実施した。このうち、最も規模が大きい近畿日本ツーリストの新入社員は103人。近畿日本ツーリスト個人旅行は29人で、両社分割前の昨年の旧近畿日本ツーリストの71人を大きく上回る新規採用数となった。

 小川社長は「厳しい就職活動を乗り切り、数ある企業から当社を選択してくれたことを感謝する。全員が新生近畿日本ツーリストを発展させ、生き生きと仕事に取り組み、活躍してくれることを期待して頑張っていこう」と述べ、若い力に期待を表明した。

「時代読む感覚身につけて」 阪急交通社・生井社長
 阪急交通社は1日、大阪市の大阪新阪急ホテルで新入社員59人(男性22人、女性37人)の入社式を行い、生井一郎社長は次のように訓示した。

 一、時代を読む感覚を身に付けてほしい。現代は情報化と市場の多様化、さらにグローバル化など時代の変化は著しく、その流れに遅れることなく市場のニーズに応えていくことが求められる。今市場が何を期待しているか、常に考える姿勢と感性を養ってほしい。

 一、お客さまの目線で。旅行事業の原点はお客さまだ。お客さまに支持されないビジネスは時代に取り残され失われていく。お客さまに満足していただき、そして支持いただくことが必要。

 一、当社が目指すものは「支持率ナンバーワンの旅行会社」だ。「時代を読む感性」と常に「お客さま目線で」を心がけて、皆さんと一緒に「お客さま支持率ナンバーワン」の旅行会社を目指そう。

「クレド理解し行動を」 トップツアー・石川社長
 トップツアーは1日、今年度の入社式を東京都豊島区のホテルメトロポリタンで開催した。今年の新入社員は昨年より33人多い79人。新入社員は石川邦大社長から一人一人に辞令が手渡された。

 石川社長は新入社員に向けて「トップツアーの社員として、全社員が共有している行動指針・業務指針を示す『クレド』をよく理解し、社員としてどのように行動したらよいのかをしっかり学んでほしい。また社会人一年生としては、目的や目標をしっかり持って、それに向かって継続して努力する。それができる人間になってほしい」と述べた。

 新入社員は2週間の研修後、各現場に配属される。

 
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