成田国際空港(NAA)は9月5日、出発ロビーの混雑緩和を目的に第3ターミナルを増築し、1階到着ロビーを拡張する。2階出発ロビーのチェックインカウンター付近で発生している混雑を緩和し、利便性を高める。
第3ターミナルは、2015年4月の開業から4年が経過。予測を上回るLCCの成長など、年間取り扱い能力である750万人以上が利用している。
今回の増築では、1階ロビーを約1600平方メートル拡張。出発と到着の動線を分離し、混雑の緩和を図る。また、バス乗車券販売カウンターを2階出発ロビーから1階到着ロビーに移設するほか、これまで第3ターミナルになかった宅配カウンターの新設やWⅰ―Fⅰレンタルカウンターの増設も行う。