松山市は来年1月から3月まで、松山城を舞台にした周遊イベント「松山城冬の陣」を実施する。宝探しや巨大迷路などさまざまなイベントを通して城の魅力をPRし、市への集客増を図る。
会期は1月11日から3月8日までの58日間で、昨年より2週間延長。11日のオープニングイベントでは初代城主・加藤嘉明とつながりのある加藤清正率いる「熊本城おもてなし武将隊」をゲストに招き、演武を披露する。
「忍者巨大迷路」は初イベントで、二之丸史跡庭園に約12×15メートルサイズの迷路を設営する。脱出までにかかる時間は約15分で、家族で楽しめるアトラクションとなっている。
「リアル宝探し」は、地図を片手に城を周遊しながら地図に書かれた謎の解読に挑戦するもので、クリアした人にはオリジナルグッズなど記念品が贈られる。「何度も来たことのある城だが、新しい視点で見ることができ、とても面白かった」との声があったという。
また、AR(拡張現実)アプリ「攻略松山城」を活用したポイントラリーも行う。英語版アプリもあり、外国人旅行者も参加できる。