「恋人の聖地」認定事業などを行うNPO法人地域活性化支援センター(志垣恭平理事長)は5月31日、「第3回恋人の聖地観交流大賞2017授賞式」を東京都港区の結婚式場、青山セントグレース大聖堂で開き、「南紀白浜・三段壁(和歌山県白浜町)」を大賞に選んだ。
授賞式では白浜観光協会の沼田久博会長が登壇し、同センター理事で華道家の假屋崎省吾さんから賞状を受け取った。同センター理事でファッションデザイナーの桂由美さん、恋人の聖地親善大使のタレントIMALUさんとともに記念撮影に応じた。
恋人の聖地観光交流大賞では、全国約225カ所の恋人の聖地を対象に、活動実績やそれぞれの観光資源を生かした取り組みの成果報告を募集。応募総数68点の中から9点を「観光交流賞」として事務局が事前選定し、同日その中から大賞1点、特別賞2点(JTB賞、審査員賞)を発表した。
白浜町の取り組みでは、名勝・三段壁の「自殺の名所」という負のイメージを払拭するため、2016年4月に恋人の聖地となり、デートスポットとして認知度を高めつつある点が評価された。
選ばれた9地域・団体は次の通り。
観光交流大賞=南紀白浜・三段壁(和歌山県白浜町)▽観光交流特別賞・JTB賞=あぶくま洞(福島県田村市)▽同審査員賞=浜野浦の棚田(佐賀県玄海町)▽観光交流賞=釜石大観音(岩手県釜石市)、鏡ケ浦から富士の見えるまち館山(千葉県館山市)、ローズガーデンクライスト協会(北海道札幌市)、名古屋ヘリコプター遊覧飛行(愛知県豊山町)、八幡山ロープウェー(滋賀県近江八幡市)、皿倉山山頂・皿倉山の夜景(福岡県北九州市)