徳島県観光協会は、9月から順次、県や関係市町村と協力し、「ふるさと体験inとくしま」を実施する。団塊世代を対象に、同県への移住促進や長期滞在を目的とした体験ツアーなどを行う。
同企画では現地集合、現地解散の体験ツアーを実施。期間中、阿波踊りやお遍路体験、農業体験など多彩な体験メニューを揃え、滞在先の農家との懇談会も予定。受け入れ地の自然、文化、歴史の魅力を知ってもらう。
コースは三好市東祖谷(費用3万8000円)、美馬市穴吹・脇町(同1万6420円)、勝浦町(同3万6700円)。
応募条件は(1)徳島県外に居住(2)団塊世代夫婦または友人同士での参加(3)終了後、アンケートなどに協力、同協会のHPに掲載可能であること──。集合場所への交通費や観光施設見学料などは、自己負担となる。
また、海陽町では「徳島県南部ロングステイツアー3泊4日」を実施する。農協観光が主催し、旅行商品として販売する。バス、マイカー利用の2コースを設定。費用は5万2600円から。
問い合わせは、徳島県観光協会ふるさと体験係(TEL088・652・8777)。