岡田電機は、セットトップボックス(STB)が不要な映像配信システム「Oh!TV Net」を発売した。STB機能(アクトビラ・ビデオ・フル対応、ホテルモード対応)を内蔵した客室のテレビに対して、自社開発のVODシステムを接続することにより、客室にSTBを設置する必要がなく、低コストで導入が可能となる。
映画、バラエティーなどの各種コンテンツを常時200本以上のメニューで取り扱う。DRM暗号化技術を採用することで著作権が保護され、メジャー系のHDコンテンツの安定供給も実現している。
また、自社運用センターにて、コンテンツ更新、ポータル画面作成などのシステム運用を行っており、ホテルフロントと客室からの問い合わせや、障害時の対応にも365日24時間対応可能だ(日本語、英語)。
このVODシステム用の棟内ネットワークを構築する際に有効なのは、同社が代理店を務める住友電工の高速同軸モデム「ACLC」だ。ACLCは、ホテルや旅館の客室内のテレビ同軸ケーブルを利用して、高速で安定したネットワークを構築できる「インターネット導入の格安ソリューション」と住友電工。
光ファイバーやLANケーブルの大掛かりな配線工事が不要で、工事騒音や客室休業を回避できることから、宿泊施設をはじめ、病院、集合住宅のLAN構築、ビデオ・オン・デマンドサービス(VOD)などに多数採用されている。
この件についての問い合せ先は、岡田電機ビジネスシステム営業本部TEL03(3436)4611(info@okadadenki.co.jp)。
映像配信システム「Oh!TV Net」