岐阜県の白川郷で16日、世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の景観保存のため、荻町地区内への観光車両(乗用車、バス)の進入を制限する交通対策がスタートした。
実施日は11月までの毎月第3金曜日とその翌日の土曜日、10月13〜14日の計18日間。時間は午前9時から午後4時まで。地区内への観光車両の進入を制限するが、地元関係車両は除く。
交通対策の実施に伴って、バスを2区間で運行、(1)駐車場からの無料バス(寺尾駐車場〜萩町北口・南口)(2)展望台までの有料バス(200円、展望台行、萩町駐車場〜展望台)となっている。
昨年9月1日からは世界遺産地区内への大型車両の進入制限(午前9〜午後4時)も実施されている。