山梨県とやまなし観光推進機構は9日、旅行会社に向け山梨県観光説明会を東京で開いた。「山梨県立富士山世界遺産センター」や県の最新観光情報をアピールした。
冒頭のあいさつで県観光部の茂手木正人部長は「昨年の山梨県の観光入込客数は3146万人で対前年4.8%の伸び。このうちの宿泊客も862万人、伸び率では16.7%増と全国で9番目という大変良い成績だった。これもみなさんが送客してくれるおかげだ」と参加者の旅行会社に謝意を示した。
観光プレゼンテーションでは、6月22日にオープンした富士山世界遺産センターについて「信仰の対象と芸術の源泉である富士山をコンパクトに、かつ印象的に分かりやすく紹介している。特筆すべきは、中央自動車道の河口湖インターチェンジから300メートルの立地条件」とPRした。
最新の観光情報としては、桂川猿橋の遊覧ボートによる川下りや県内各所で咲き誇る花々、身延山久遠寺といった神社仏閣などを紹介した。
また、教育旅行に関する情報では、スポーツ合宿のできる宿泊施設やスポーツ施設にスポットを当てて取り上げた。