山梨県は12日、旅行会社などを対象にした観光説明会を東京都内で開き、来年春、夏の観光素材をアピール、商品造成を呼びかけるとともに、商談会を実施した。
冒頭あいさつした進藤一徳観光部長はNHK大河ドラマ「風林火山」の放映や山梨デスティネーションキャンペーンなどで観光客が増えていることを述べた上で「この成果を踏まえ、宿泊滞在型観光地づくりを進める。多くの送客をお願いしたい」と強調した。
説明会では観光映像を放映した上で、「みとれ人の週末」(花イベントや夏祭り)、「すこやか人の週末」(新緑ウォーキング)など5つのテーマ別に素材を紹介。
例えば、花イベントでは県内36カ所の見所を網羅。首都圏最大級の芝桜(約70万株)を見せる富士芝桜まつりは来年4月下旬から5月まで開催することを報告し、出席旅行会社に送客を求めた。