山梨県や市町村、JR、観光関係団体など60団体で組織する山梨県大型観光キャンペーン推進協議会は誘客促進のため、1~2月にかけ、旅行会社の支店や営業所などを訪問、“山梨商品”の造成を呼び掛ける観光PRキャラバンを実施する。
キャラバンは今月15日の都内の旅行会社訪問を皮切りに、首都圏や静岡、愛知、大阪、新潟各県など計約200カ所で繰り広げる予定。こうした大がかりなものは初めてという。
16日には県観光部の石田光二観光推進監ら関係者4人が観光経済新聞社を表敬訪問し、キャラバンへの理解と協力を求めた=写真。
県は今月から放送が始まったNHK大河ドラマ「風林火山」と、来年4~6月のJRと連携したデスティネーション実施を県の魅力を全国に伝える絶好の機会ととらえ、大型キャンペーンを展開している。20日にはJR甲府駅近くの県民情報プラザ特設会場で「風林火山博」(来年1月20日まで)も始まった。