山形県米沢市(中川勝市長)と日本体育大学(松浪健四郎理事長)は3月20日、「スポーツ振興における連携協力に関する締結式」を市役所庁議室で行った。
同市はスポーツを通した健康増進と地域振興を目標に「健康長寿日本一」の施策を2015年に策定。地区の日体大同窓会の役員らを含めて協議した結果、日体大側から協力の申し出があり、連携協力の締結が実現した。
日体大は、スポーツを通した健康づくりについて提言。これまで全国50の地方自治体と連携協力事業を展開している。協定の内容は、市の保有するスポーツ施設の相互利用、学生の交流(合宿)の拡大、健康分野での指導、助言。
中川市長は「この締結を契機に、市民が健康で明るい生活ができるよう、全ての面で対応の強化を図っていく。この連携が地域の活性化の一助となることを期待する」とあいさつ。
松浪理事長は「51番目の協定となった。成功の可否は市の企画力。市民から喜ばれる協定になればありがたい。また、どんな要望にも応えていく用意がある」と述べた。
締結後、市の担当者が天元台高原スキー場や文化施設を案内した。