サクランボ生産量が日本一で、人気ブランド品種「佐藤錦」の発祥地である山形県東根市で4月22日、さくらんぼ観光果樹園のオープニングセレモニーが行われた。市内7カ所の加温サクランボ園がオープンした。
東根市観光物産協会が主催するセレモニーに、土田正剛・東根市長、黒木孝治・県観光立県推進課課長補佐、遠藤俊幸・JR東日本びゅうプラザ山形駅支店長をはじめ、大河原伸一・東根市商工会会長、青木篤・東根温泉協同組合長ら約40人が出席した。
来賓を代表してあいさつした土田市長は「日本で一番早くオープンする果樹園が当市のサクランボ園。国内外の旅行者に直接食してもらえるよう情報を発信していこう」と呼びかけた。
出席者は、果樹王国ひがしねプリンセスに選ばれた清野未帆さん(24)と小松瑞樹さん(25)の案内で、ハウス内の真っ赤に色付いたサクランボを収穫した。
他の果樹園も順次オープンする。露地物のサクランボ狩りは6月10日ごろから7月上旬まで楽しめる。問い合わせは同協会TEL0237(41)1200。
シーズン入りをPRするオープニング式典