小田急電鉄は4月6日、小田急線の小田原駅構内に外国人旅行者専用の案内所「小田急外国人旅行センター・小田原」を開設する。同社の外国人案内所は新宿駅に次いで2カ所目。
同駅は箱根旅行の出発点として、外国人旅行者の来訪が多いことから、便宜を図るため設けた。交通や観光案内、箱根フリーパスなど各種チケット類を販売する。「日本政府観光局(JNTO)のビジット・ジャパン案内所にも指定される予定だ」(同社)。
営業時間は午前9時半から午後5時半、英語、中国語、韓国語に対応。オープンを記念して、同センターでチケットなどを購入した外国人旅行者先着300人に、オリジナルポーチをプレゼントするキャンペーンを実施する。
同社は99年に、鉄道業界初の外国人旅行センターを新宿駅構内に設けている。昨年12月までに累計で35万人を超える利用があったとしている。