富士急行は1日、富士急行線「谷村町駅」(山梨県都留市)に、副駅名「谷村城下町」を導入した。今年6月に同社と都留市の間で締結した「SDGs推進に係る連携協定」事業の一環として実施。駅を戦国時代から江戸時代に栄えた城下町の風情が残る歴史エリアの拠点にする。
副駅名は、都留市内に在住、在職、在学する人から公募。90件の応募の中から、観光イメージに一致する名前を都留市と同社が選定した。
副駅名導入を記念し、城下町を連想した入場券セットや谷村町―大月駅間の往復乗車券と「ミュージアム都留」の入場券がセットになった「谷村城下町歴史探訪きっぷ」などを販売している。