政府は1月29日、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する世界遺産の登録候補を載せた暫定リストに5件を追加登録することを正式に決めた。
追加登録されたのは、文化遺産では「富士山」(山梨、静岡県)、「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」(奈良県)、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県)の4件、自然遺産では「小笠原諸島」(東京都)の1件。
政府は近くユネスコにリストを提出する。6月に予定されているユネスコ世界遺産委員会で掲載が認められる見通しだ。