経済産業省がこのほど公表した昨年11月の第3次産業活動指数(2010年=100、季節調整値)は、前月比1・1%増の105・9と2カ月連続で上昇した。業種別では宿泊業が2・3%増の114・6と3カ月連続で上昇。ただ、旅館は低下した。
第3次産業活動指数はサービス業など第3次産業に属する産業の生産活動を総合的に捉えた指数。
宿泊業のうち、旅館は0・4%減の83・9と2カ月連続で低下。ホテルは3・1%増の131・4と3カ月連続で上昇した。
旅行業は0・9%増の92・7。このうち国内旅行は0・6%減の100・9、海外旅行は0・4%増の70・4、外人旅行は6・4%減の293・1。
これらを加えた観光関連産業全体は0・8%増の108・7。