完全失業率26年ぶりの低水準


総務省調査7月、前月比0.1ポイント減の2.2%

 総務省の労働力調査(7月分速報)によると、今年7月の完全失業率(季節調整値)は2.2%で、前月比0.1ポイント低下した。1992年10月以来、26年9カ月ぶりの低水準となった。

 このうち男性は2.4%で、同0.2ポイント低下。女性は2.1%で、同0.1ポイント上昇した。

 失業率は2017年6月から26カ月連続の2%台。18年5月に2.3%と、93年4月以来25年1カ月ぶりの低水準を記録したが(今年2、6月も2.3%)、同月はさらに好転した。

 同月の完全失業者数は156万人で、前年同月比16万人減少した。このうち「勤め先や事業の都合による離職」は19万人で、同6万人減。「自発的な離職(自己都合)」は70万人で、同2万人減。

 同月の就業者数は6731万人で、前年同月比71万人増加。このうち宿泊業、飲食サービス業は406万人で、同10万人減少。

 
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