天童温泉(山形県)の「くちびる美人コンテスト」が10月25日、同温泉の天童ホテルで開かれた。今年で30回の節目を迎えることから、東京都内をはじめ全国6カ所でミニコンテストを開催。過去最多の6735点の応募があった。
主催者の天童温泉旅館組合の山口敦史理事長は「このコンテストは他にはないイベント。人間将棋と同じく天童の観光の目玉となっており、新たな関連グッズを開発してみたい」とあいさつした。
同旅組に加盟する旅館・ホテルの利用客を対象に、備え付けの専用用紙にリップマークを付けて応募してもらった。1次審査を通過した1757点が会場一面に貼り出され、女将、観光関係者らが審査に当たった。審査基準は、上下の唇のバランス、色彩、色気など。一部には女性顔負けのダンディーリップも展示された。審査に当たった男性からは「今夜、夢に現れそうだ」との声が聞かれた。
最高賞のベストリップグランプリを受賞した東京都江戸川区の遠藤詠美さんには、天童温泉旅館利用券30万円分が贈られた。
フォトコンテストの審査風景