大建工業は、機械すき和紙表「ダイケン健やかおもて」で繊維評価技術協議会の抗菌防臭加工認証「SEKマーク」を取得し、認証マークの運用を1日から開始した。
SEKマークは、繊維評価技術協議会が定める安全性と機能性の基準を満たした機能加工繊維製品に対して付与されるマーク。Sは「清潔」、Eは「衛生」、Kは「快適」を表している。
同社は、ダイケン健やかおもてが機械すき和紙でできているため、繊維製品を対象とした試験方法を採用することが最適と判断し、SEKマーク認証を取得した。機械すき和紙表を使用しているインテリア畳「ここち和座」も、表面材の畳表部分がSEKマーク認証製品として取り扱われる。
畳は正座や素足で過ごす、寝転ぶ、乳児のハイハイなど肌と直接触れ合う場面が多くなる。抗菌性能がある健やかおもてや、ここち和座は、衛生対策が求められるなかで安心して導入できる。
メンテナンス性に優れているのも特徴。通常のイ草表に比べ約3倍の耐久性で傷がつきにくい。カビの発生やそれをエサとするダニの増殖も抑制。日焼けに強く、水分や汚れも染み込みにくいため、美しさを長く保つ。
洋室での導入イメージ