楽天リサーチと楽天トラベルの2社はこのほど、今夏(7〜9月)のレジャーに関する調査結果を発表した。それによると、宿泊を伴う国内旅行をする人の割合は前年比9.2ポイント増の42.6%、日帰り旅行をする人の割合は同22.3ポイント増の53.8%となり、国内旅行への参加意向が昨年よりも強くなっていることが分かった。
国内旅行の意向調査のうち、宿泊旅行、日帰り旅行のほかでは、帰省すると答えた人が25.5%で、前年を4.5ポイント上回った。国内旅行の移動手段については、「自家用車、レンタカーを利用するとした人が多かった」(楽天広報)。
移動手段として自家用車やレンタカーを選択した人に、高速道路料金の引き下げの影響を聞いたところ、「やや影響を与える」が39.4%、「非常に影響を与える」が27.3%で、合計では66.7%となり、高速道路の無料化施策が移動手段の選択にある程度の影響を与えたことがうかがえる。調査回答者全員に、高速道路の休日特別割引や一部無料化政策がレジャーを楽しむ上で支持できる政策かを聞いたところ、「非常に支持している」が14.5%、「支持している」が31.2%と、支持派が45.7%。不支持派は、「あまり支持していない」が15.9%、「全く支持していない」が14.8%の計30.7%。
7〜9月のレジャー予算の総額については、「変化なし・横ばい」が59.8%、「昨年より大幅に減らす・やや減らす」が23.1%、「昨年より大幅に増やす・やや増やす」が17.1%だった。
調査は7月6、7の2日間、インターネットアンケート形式で実施。190万人の楽天リサーチ登録モニターのうち、全国の20〜69歳の男女1千人から回答を集めた。