国土交通省は今年1月の国土交通月例経済の概況を発表した。主な動向は次の通り。
◎鉄道旅客輸送
JR旅客6社の輸送実績は、前年同月比1.3%増の7億5025万4千人。このうち新幹線旅客は2.1%増の2713万2千人で、前年同月比で16カ月連続の増加。一方、民鉄の合計は3.4%増の11億3829万5千人だった。
◎航空旅客輸送
国内線9社は、3.1%減の685万人。このうち幹線は0.6%減の293万3千人、ローカル線は4.8%減の391万7千人。一方、国際線3社は0.5%増の145万8千人だった。2月の速報は、国内線が1.1%減の721万3千人で5カ月連続のマイナス。このうち幹線が0.5%増の308万8千人、ローカル線は2.2%減の412万5千人。国際線は、1.6%減の139万7千人で9カ月ぶりのマイナス。
◎フェリー輸送
長距離フェリー21航路の全旅客数は、2.8%増の20万人。2月の速報は0.9%減の16万人。
◎出入国
出国日本人数は3.2%減の136万3千人。2月の速報は、0.7%減の136万8千人で10カ月連続の前年割れになった。訪日外客数は15.2%増の71万1千人。2月の速報は、10.3%増の69万6千人。
◎ホテル
東京都内主要15ホテルの客室稼働率は2.4ポイント減の63.5%。2月の速報も2.4ポイント減の74.4%で3カ月連続のマイナスになった。