国土交通省総合政策局観光部門は20日、今年の日中国交正常化35周年記念の観光交流事業を推進するため、職員数5人のプロジェクトチーム「日中35周年記念事業推進室」を設置した。訪問団の交換や交流イベントなど各種事業の情報を同推進室に一元化する
。 同推進室は、今年8~9月に計画されている大規模な相互交流など、35周年記念事業に関する観光部門の担当窓口となる。その他にも、関連する日中間の観光課題などを扱う。
今夏の記念事業で、日本からは、直行便が就航する中国19都市に約1千人ずつ、計2万人規模の訪問団を送る。中国からも日本に訪問団が派遣される予定。日中各地で交流イベントなどを開催し、日中交流拡大へのはずみとする。