和歌山県と和歌山県観光連盟は3月21日、世界遺産こころの旅コンサート2007「高野・熊野への誘い・癒しのしらべ」を都内のホールで開いた。世界遺産「高野・熊野」地域を首都圏の国内旅行ファンに音楽でPRした。聴衆は世界遺産アカデミーが抽選で招待した。
「ユネスコ平和芸術家」で作曲家の城之内ミサさんが熊野古道の静寂をイメージした曲「霧雨古道」のピアノ演奏などを披露した。
仁坂吉伸・和歌山県知事は「和歌山は観光に燃えている」とあいさつ。愛知和男衆院議員・世界遺産アカデミー会長も「『工場』誘致の時代から『人』誘致の時代になった。観光が日本経済を下支えする地域経済を支えている」と観光の重要性を強調した。
左から世界遺産アカデミー会長の愛知和男衆院議員、城之内ミサ氏、仁坂吉伸和歌山県知事