新潟県南魚沼市は1日、JTBと地域活性化に向けた連携協定を締結した。
今後、両者は南魚沼市の魅力の発掘・発信を通じて交流人口・関係人口の拡大を図るとともに、ふるさと納税を活用した地域活性化・イノベーションの共創により、雇用創出につながる取り組みを行います。
■協定の背景
JTBはあらゆる交流を創造し、お客様の笑顔、感動をつないでいく交流創造事業を展開しています。JTBならではのソリューションの提供による社会課題の解決をめざすなかで、2014年からふるさと納税事業を通じた地域活性化に取り組んでいます。
南魚沼市は2017年にJTBふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ https://furu-po.com/」に参画後、マルチサイト化への対応や返礼品開発など、双方の協力関係の積み重ねにより、受入件数・寄附額を飛躍的にアップさせています。
また、ふるさと納税事業以外におきましても、本年度の新型コロナワクチン接種支援業務をはじめ、地域担当のJTB長岡支店による様々な分野での支援・協力体制もあることから、このたび、双方の更なる関係強化およびその先にある新たな取り組みを行うため、包括連携協定を締結いたします。
■協定の概要
(1) 南魚沼ブランドの価値向上に関すること
(2) ふるさと納税の推進に関すること
(3) 人材育成に関すること
(4) 地域活性化に関すること
■連携による具体的な取り組み事項
(1) 地域の魅力発信セミナー、るるぶキッチン等の媒体での告知による関係人口増加への取り組み
(2) JTBふるさと開発事業部 南魚沼サテライトオフィスの設置 (2021年10月1日)
(3) 光資源の磨き上げや将来に向けた地域産品の新たな販路開拓への協力
(4) ふるさと納税で得る寄附金の有効活用に向けた事業提案 (JTB長岡支店との連携)
(1)の取り組みとして、10月2日(土)・31日(日)に、市民が地域の魅力を発掘、発信するワークショップを開催します。地域住民が主体的に情報発信を続ける仕組みを構築することで、南魚沼市を「ふるさと」と思ってくれる関係人口の創出をめざす取り組みです。
※「南魚沼市ローカル魅力発掘発信ワークショップ」 https://press.jtbcorp.jp/jp/2021/09/post-50.html