北海道新幹線、ダイヤ改正で「4時間切り」アピール


 北海道新幹線の東京―新函館北斗間の所要時間が16日のダイヤ改正で最短3時間58分と4時間を切った。北海道、JR北海道などは26日の開業3周年と時短を記念して、利用促進のキャンペーンを行っている。

 青函トンネル内の新幹線の運転速度を時速140キロから160キロに高速化。所要時間を4分短縮した。

 キャンペーンは2月9日から3月26日までの約1カ月半実施。一般を対象に新幹線の乗車体験ツアーや見学ツアーを行った。参加者から見た北海道観光や新幹線の魅力を道庁のウェブサイト「北海道新幹線つながるNAVI」などさまざまなメディアで発信する。

 北海道新幹線は2016年3月26日開業。初年度(16年3月~17年3月)は1日平均約6200人が利用、乗車率32%だった。ただ、2年目は約5千人、26%、3年目(18年12月まで)は約4900人、25%と1日平均利用者数、利用率とも年々悪化。道、JRは新幹線の高速化をアピールし、利用促進につなげたい考えだ。

 
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