「ミス・インターナショナル世界大会」に出場する美の親善大使が10月31日から1泊2日の日程で石川県加賀市を訪れ、温泉散策や伝統文化に触れた。
来年の東京五輪・パラリンピックを控え、市内にある3温泉郷(山代、山中、片山津)の国際的な知名度を高めようと、市が招いた。昨年に続いて2度目。
招待したのは日本のほか、中国やマカオ、スリランカ、ルーマニア、メキシコ、ブラジルなど各国の代表20人。一行は市内観光をしたり、晶子染めや着物体験、山中芸妓の舞歌鑑賞など加賀文化を堪能した。
市役所では宮元陸市長や職員らが各国の旗を振って出迎えた。市長は「三つの温泉を巡っていただき、市の歴史や伝統文化、食などの魅力を知ってもらいたい。また、この機会に世界に加賀市をPRしていただきたい」と述べた。俳優の故岡田真澄さんの長女、岡田朋峰さん(21)が代表してあいさつした。
31日の歓迎レセプションパーティーは山代温泉の瑠璃光で開催された。
瑠璃光で開催された歓迎レセプションパーティー