全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は11月1日、「『人に優しい宿』シルバースターキャンペーン」を始める。一般客にシルバースター登録制度や国内旅行に関するアンケートに答えてもらい、回答者の中から抽選で100人にシルバースター登録施設への宿泊補助券1万円分をプレゼントする。
ハード、ソフトで高齢者など人に優しい配慮がなされている旅館・ホテルの登録制度「シルバースター登録制度」の周知促進策の一環。
全国のシルバースター登録施設約800軒に専用のアンケートはがき合計30万枚を配布。宿泊客らに「シルバースター登録の宿をご存じですか」「行ってみたい国内の観光地はどこですか」など九つの質問に答えてもらう。さらに全旅連の公式ホームページ「宿ネット」でも回答ができるようにする。
応募期間は11月1日から来年2月28日。
シルバースター登録制度は、共同浴室やトイレ、階段などへの手すりの設置、高齢者に配慮した食事メニューを提供できる、適正な区域内に往診ができる医療施設があるなど、ハード、ソフトのサービスで高齢者をはじめ、全ての人に優しい配慮がなされている宿の登録制度。