総務省はこのほど、個人企業経済調査(動向編)の今年7〜9月期分確報を公表した。同期の1事業所当たりの売上高は、宿泊業・飲食サービス業が4期連続で前年同期比減少した。営業利益も2期連続で減少した。
宿泊業・飲食サービス業の1事業所当たり売上高は216万4千円。前年同期(2011年7〜9月期、219万2千円)に比べ、1.3%減少した。
1事業所当たり営業利益は35万4千円で、前年同期(44万6千円)から20.6%減少した。
ほかの業種の売上高は、サービス業が14期連続、卸売業・小売業が2期ぶりに前年同期比減少した。製造業は3期連続で同増加した。サービス業の売上高は同6.2%減の117万1千円。
営業利益は、サービス業が3期連続、卸売業・小売業が6期連続、製造業が2期連続で同減少した。宿泊業・飲食サービス業を含めた4業種すべてが同減少した。