JRグループや長野県などが主催する信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)が7月1日に開幕。長野県で実施するDCは7年ぶり5回目。長野県が「世界水準の山岳高原観光地づくり」を推進していることから「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」をキャッチコピーとして、県内各地で特別企画などを展開する。9月30日まで。
信州DCの特別企画では、県内に宿泊する旅行者に宿泊券などをプレゼントする「撮って!泊まって!信州の絶景&宿泊キャンペーン」、ロープウェイやリフトの割引チケット「天空のクーポン」、各種体験プログラムを提供する「山の信州・子ども体験塾」、食の魅力を発信する「信州山ごはん&地酒プロジェクト」などを開催する。
鉄道では、JR東日本とJR東海による特急列車の相互乗り入れ、小海線への新しい観光列車「HIGH RAIL 1375」の導入、多くのイベント列車の運行などが行われる。
DC期間中には、着地型周遊バスツアーが実施されるほか、旅行会社各社も、さまざまな旅行商品を展開している。
受け入れ環境の向上、長期滞在できる環境の整備など、DCでの取り組みを期間終了後の観光地域づくりにも生かしていく。