但馬ふるさとづくり協会(兵庫県豊岡市)や湯村温泉、城崎温泉の観光協会らが5、6の両日、地域活性化センター(東京都中央区)のイベントスペースで、コウノトリ但島空港の利用促進を狙った「但馬観光キャンペーン」を行い、但馬牛700食を無料で振る舞った。会場は大勢の人でにぎわった。
コウノトリ但馬空港には1日2往復、伊丹空港からの乗り継ぎで羽田空港とを最短約2時間で結ぶ定期便が運航されている。羽田空港第4滑走路の供用開始に向け、但馬空港推進協議会が中心となり、東京直行便の実現も目指している。
湯村温泉は、イベントスペースに湯村温泉の源泉を汲み上げた足湯を設置。同温泉の若女将会「ゆむらなでしこ」のメンバー、「とみや」の朝野尚美さんと「木の香いろり寿荘」の友田富美子さんが温泉卵などを道行く人に配った。
城崎温泉は旅館経営者の二世で結成する「若旦那の会」が射的や「但馬クイズ」のイベントを行い大盛況だった。今年は7月20日から8月30日まで、「2007城崎温泉夏物語」が開かれる。
但馬ふるさとづくり協会の間為展さんは「但馬は食、温泉に恵まれ、コウノトリの故郷でもある。この機会に飛行機に乗って来てほしい」とPRをした。
羽田空港とコウノトリ但馬空港の往復航空券と城崎または湯村温泉の宿泊がセットになった旅行商品がJAL紀行倶楽部から販売されている。期間は9月30日出発まで。料金は2日間で2人1室利用の場合大人1人、3万3300円から。
旅館の若女将も参加