観光圏整備法に基づき、16地域の整備実施計画が国から認定された。その1つ、伊勢志摩観光圏の整備実施計画の認定書交付式が10日、中部運輸局で行われた。
交付式では中田徹・中部運輸局長から、森下隆生・伊勢志摩観光コンベンション機構会長(伊勢市長)、佐藤吉彦・鳥羽商工会議所事務局長、木村圭仁朗・志摩市観光協会長(福寿荘社長)、寺田順・南伊勢町観光協会長らに認定書が手渡された。
中田局長は「観光圏のモデル地域として期待している。さまざまなコンテンツがゴロゴロしている地域で、眠っている観光資源を活用してほしいと」と話した。
伊勢志摩地域観光圏「〜RE:明日(リアス)式伊勢志摩の創出〜」は伊勢市、鳥羽市、志摩市、南伊勢町で構成される。実施計画の期間は2013年3月末まで。主な数値目標は、観光入り込み客数を06年の919万人から1195万人、宿泊観光客1人当たりの観光消費額を06年の3万9596円から4万1576円にする。補助金額は約2351万円と全国トップレベルの事業規模となっている。
伊勢志摩観光圏の関係者ら