国の通訳案内士試験の事務を代行している日本政府観光局(JNTO)は10日、今年度の通訳案内士試験の合格者を発表した。合格者数は2119人で前年度に比べて27.8%増加した。
受験者数はインバウンドへの関心の高まりなどで前年度比50.5%増の1万975人。1次試験の筆記試験、2次試験の口述試験を経て、合格した人の割合は19.3%だった。
合格者数を居住地別にみると、東京都の769人、神奈川県の293人、千葉県の156人、大阪府の112人、埼玉県の111人が上位。この5都府県で全体の68%を占めた。
外国語別の合格者数は次の通り。
英語1822人▽中国語86人▽フランス語71人▽スペイン語43人▽韓国語40人▽ドイツ語24人▽ポルトガル語15人▽ロシア語10人▽イタリア語4人▽タイ語4人