JRグループが京都市、京都市観光協会などと共同で開催する京都デスティネーションキャンペーン(DC)50回記念「京の冬の旅」のオープニングイベントが9日、相国寺(京都市)で開催された。京都市や京都市観光協会、JRや私鉄の鉄道事業者、バス会社、旅行会社の関係者が出席した。
冬の京都ならではの特別な企画を実施する観光キャンペーン「京の冬の旅」は1967年に始まり今回で50回目。JRグループのDCとしては、1980年から実施されている。
出席者によるテープカット、キャンペーンのポスターに登場する料理研究家の大原千鶴さんの紹介、舞妓による舞の奉納などが行われた。出席者は特別公開される相国寺の法堂などを見学。相国寺の法堂は、日本最古の法堂で「鳴き龍」で知られる狩野光信筆天井画「蟠龍図」が有名。
京都DC50回記念「京の冬の旅」は3月21日まで。「伝統産業・文化」「朝観光・夜観光」「京の食文化」の三つのテーマで、50回記念にちなんで50のイベントを実施する。
定期観光バス特別コースを運行。非公開文化財の特別公開では、50回記念として普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など通常より多い16カ所が見学できる。
舞妓による舞の奉納