九州周遊観光活性化コンソーシアムは、熊本県・長崎県7地域で「車泊(くるまはく)」を展開・実施している。
実証事業開始から1年経ち、今後も車中泊を有償化するルール整備と地域滞在消費を促進する取組を九州から全国へ展開してまいります。
■ 新しい旅のカタチ「車泊(くるまはく)」とは?
地域の観光振興を目的として、不稼働時間帯の駐車場や未活用の遊休地に、車中泊が可能になるルール整備と、無人運用が可能な電源提供型の休憩駐車管理システムを導入する事業です。
■ 車泊事業による主な効果
(1) 不稼働資産の利活用による車中泊の有償化(宿泊施設不足の解消)
(2) 観光振興・地域滞在消費の促進
(3) 隠れた周遊観光ポイントの発掘
(4) GPSスタンプデータから周遊観光ルートを可視化
■ 普及展開地域(福岡県大木町:12月の事業開始に向け準備中)
福岡県の大木町は、都心からわずか30分に広がる田園。おだやかな心やさしい人々が助け合って暮らすまち。環境先進のまちとしても、子育てしやすいまちとしても注目されています。「道の駅 おおき」では、現在車泊サービスの導入に向けた工事が行われています。
■ 地域滞在消費の促進(長崎県島原市:国内初!?お城で簡易宿泊事業を開始)
長崎県島原市にある島原城では、地域滞在消費を促進するため、旅館業法による簡易宿泊許可を取得し、城内に設置してあるキャンピングトレーラーに宿泊する「お泊り体験プラン」の実証を11月より開始しています。
■ 広域観光ルート開発に向けて
広域観光ルート開発に向けての取り組みの一つとして、大手旅行会社と「航空機×キャンピングカー(車泊)」のトライアルツアーを計画中です。
■ 総務省「IoTサービス創出支援事業」の実証結果
内閣官房のシェアリングエコノミー活用事例集に登録されています。
(34.熊本県阿蘇市、南阿蘇村・・・における取組みです)
https://cio.go.jp/sites/default/files/uploads/documents/share_nippon_100_H29.pdf
■ ホームページ
< 公式ホームページ > https://kurumahaku.jp/
■ 実施団体名
九州周遊観光活性化コンソーシアム
トラストパーク株式会社、熊本県阿蘇市役所、熊本県南阿蘇村役場、熊本県和水町役場、熊本県五木村役場、熊本県錦町役場、長崎県島原市役所、長崎県川棚町役場、特定非営利活動法人 価値創造プラットフォーム、九電テクノシステムズ株式会社、株式会社イー・フォレスト、軒先株式会社、株式会社ガイアックス、株式会社notteco、株式会社RVトラスト、株式会社よかネット、長崎国際大学 国際観光学科 尾場研究室、くるま旅クラブ株式会社、一般社団法人日本RV協会、九州・沖縄「道の駅」連絡会事務局