観光庁が16日に発表した5月の主要旅行業58社の旅行取り扱い状況(速報)は、総取扱額5220億3147万円で、前年同月比1.7%増、10年同月比では7.6%増加した。
内訳は国内旅行が前年同月比5.3%増の3409億6187万円、海外旅行が同6.1%減の1726億3211万円、外国人旅行が同49.7%増の84億3748万円。国内旅行は4カ月連続の増加となった。
分野別に10年同月比を見ると、国内旅行は9.9%増、海外旅行は2.0%増、外国人旅行は45.5%増だった。
取扱額の合計が前年を超えたのは58社中28社。国内旅行で前年を超えたのは54社中、39社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は前年同月とほぼ変わらず1273億9812万円だった。
内訳は国内旅行が5.5%増の722億8753万円、海外旅行が6.7%減の547億5323万円、外国人旅行が41.5%増の3億5736万円だった。
10年同月比は国内旅行が4.1%増、海外旅行が3.4%増、外国人旅行が6.7%増だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、前年同月比0.8%増の303万3759人。内訳は国内旅行が2.9%増の274万6150人、海外旅行が17.9%減の26万9840人、外国人旅行が44.9%増の1万7769人。10年同月比は、国内旅行が3.4%減、海外旅行が13.7%減、外国人旅行が0.8%増、合計で4.4%減少した。