観光庁が6月24日に発表した4月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が4460億7807万円で前年同月比3.4%増だった。
内訳は国内旅行が6.7%増の2922億9768万円、海外旅行が5.6%減の1360億1365万円、外国人旅行が32.9%増の177億6674万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行は引き続き関西方面が好調。新幹線開業により北陸方面も伸びている。海外旅行は引き続き欧州方面が落ち込んでいる。外国人旅行は、東アジアとビザの緩和があった東南アジアが好調。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中30社。国内旅行は46社中36社。海外旅行は48社中13社。外国人旅行は33社中20社。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年と同水準の1120億6001万円。内訳は国内旅行が6.9%増の702億4417万円、海外旅行が10.2%減の410億5680万円、外国人旅行が23.8%増の7億5904万円だった。
募集型企画旅行の総取扱人数は、3.0%減の281万114人。国内旅行が2.9%減の255万6820人、海外旅行が8.6%減の20万7109人、外国人旅行が27.4%増の4万6185人だった。