観光庁が13日に発表した9月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比8.8%増の6197億4256万円だった。
内訳は国内旅行が16.0%増の4030億5693万円、海外旅行が4.3%減の2039億1583万円、外国人旅行が37.9%増の127億6980万円だった。
旅行会社からの聞き取りでは、国内旅行はシルバーウイーク(SW)が好調で大幅に増加。特に関西、北陸方面が引き続き堅調。海外旅行は円安などによる落ち込みがあるもののSWの影響で改善がみられた。外国人旅行は東南アジアが好調に推移した。
取り扱いの合計が前年同月を超えたのは49社中33社。国内旅行は46社中34社、海外旅行は48社中18社、外国人旅行は33社中24社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比9.4%増の1702億7418万円。
内訳は国内旅行が17.1%増の985億2640万円、海外旅行が0.2%増の712億6441万円、外国人旅行が23.1%増の4億8337万円だった。
募集型企画旅行の取扱人数は、4.7%増の348万2677人。
内訳は国内旅行が5.9%増の313万572人、海外旅行は8.2%減の32万2216人、外国人旅行が45.1%増の2万9889人だった。