観光庁が4月21日に発表した2月の主要旅行業49社の取り扱い状況(速報)は、総取扱額が前年同月比3.2%増の4749億2616万円だった。
内訳は国内旅行が6.5%増の3090億2227万円、海外旅行が4.0%減の1544億3870万円、外国人旅行が26.3%増の114億6519万円だった。
国内旅行は新幹線開業効果が続く北陸方面と、「ふるさと割」などの効果により東北方面が好調。海外旅行は同時多発テロの影響や円安などにより、欧州方面を中心に引き続き対前年同月を割った。外国人旅行は引き続き東アジア、ビザ要件の緩和があった東南アジアからの訪日客が好調。
取扱額の合計が前年同月を超えたのは49社中29社。国内旅行は46社中37社、海外旅行は48社中11社、外国人旅行は33社中22社だった。
募集型企画旅行の総取扱額は、前年同月比1.4%増の1189億4352万円。内訳は、国内旅行が4.2%増の719億916万円、海外旅行は2.8%減の465億5912万円、外国人旅行は16.8%増の4億7523万円。
募集型企画旅行の取扱人数は同0.7%減の298万6346人。内訳は、国内旅行が0.9%減の267万2604人、海外旅行は2.9%減の28万3116人、外国人旅行は45.7%増の3万626人。