観光庁が4月7日に発表した主要旅行業者43社・グループの2023年2月の旅行取り扱い状況(速報)で、総取扱額は2019年同月比38.6%減の2255億3339万円となった。このうち国内旅行は18.8%減の1600億7510万円、海外旅行は63.1%減の573億3366万円、訪日旅行は45.3%減の81億2463万円だった。なお、観光庁では2023年1月分から前年比を公開していない。
同庁によれば、海外旅行は1月に比べると多少回復傾向にある一方、訪日旅行は横ばい。国内旅行は全国旅行支援もあり1月よりも回復しているという。
総取扱額で19年の実績を上回った会社は3社で、富士急トラベルが3.4%増の3億6424万円、東武トップツアーズが0.5%増の79億2916万円、エスティーエートラベルが0.2%増の5億9901万円となった。一方、取扱額が2019年の5割未満だった会社は12社だった。
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