国土交通省がこのほど発表した今年2月の主要旅行業者63社の旅行取扱状況(速報)は、総取扱額が前年同月比4.0%増の4953億1402万円で、7カ月連続で前年を超えた。国内旅行は3.3%増の2938億1902万円。海外旅行は5.0%増の1989億4160万円。外国人旅行は5.4%増の25億5340万円。
国内旅行は「企画旅行が好調」(観光事業課)で4カ月連続で前年比プラスと堅調に推移。ANAセールス(10.7%増)が好調。クラブツーリズム(10.3%減)は伸び悩んだ。
海外旅行はトップツアー(14.2%減)が低調。
外国人旅行は6カ月連続で前年比を超えたが、前月までの5カ月連続2ケタ増に比べ小さな伸びに。トップツアー(55.0%増)の伸びが目立つ。
KNTは店頭販売部門をKNTツーリストに集約したため、いずれも前年比マイナスとなった。
旅行商品ブランドの総取扱額は前年同月比4.3%増の1338億9206万円。国内旅行は4.3%増の772億5659万円、海外旅行は4.1%増の565億584万円、外国人旅行は12.1%増の1億2964万円。総取扱人数は31.3%増の366万3255人。国内旅行は36.0%増の327万498人、海外旅行は1.2%減の38万4625人、外国人旅行は25.3%増の8132人。