鉄道旅客協会が28日に発表した、主要旅行業12社の4月の旅行販売取扱額は前年同月比3.0%減の2335億4510万円だった。
内訳は国内旅行が前年同月比0.9%増の1437億6230万円、海外旅行が同12.3%減の804億572万円、外国人旅行が同46.5%増の73億8905万円だった。
総取扱額が前年同月を上回った事業者は、日本旅行、東武トラベルの2社。国内旅行は、ジェイティービー、日本旅行、東武トラベル、阪急交通社の4社だった。
2010年の同月比は、総取扱額が0.5%増だった。
内訳は国内旅行が同0.9%減、海外旅行が0.4%増、外国人旅行が29.6%増だった。総取扱額が2010年同月を上回った事業者は、ジェイティービー、日本旅行、東武トラベル、名鉄観光サービス、阪急交通社の5社。国内旅行は、ジェイティービー、日本旅行、名鉄観光サービス、阪急交通社の4社。
鉄道旅客協会は4月の販売概況から、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを統合し、KNT-CTホールディングスとして発表した。
2010年同月比も近畿日本ツーリストとクラブツーリズムを合算した値で計算した。