鉄道旅客協会が10月26日に発表した主要旅行業12社の9月の旅行取扱額は、前年同月比9・1%減の2830億5386万円だった。
内訳は国内旅行が10・4%減の1833億7607万円、海外旅行が10・1%減の853億3278万円、外国人旅行が23・5%増の124億6803万円だった。
総取扱額が前年同月を上回ったのは3社。国内旅行は東武トップツアーズ、名鉄観光サービス、京王観光、日通旅行、阪急交通社、ジェイアール東海ツアーズの6社で、海外旅行は1社、外国人旅行は8社となっている。
4月からの累計を見ると、総取扱額は前年同期比5・8%減の1兆6449億1764万円に。前年同期を超えたのは名鉄観光サービスの1社のみだった。
分野別では国内旅行が6・2%減の1兆799億7622万円、海外旅行は8・0%減の4751億1812万円、外国人旅行は17・0%増の790億5462万円となった。
国内旅行は名鉄観光サービスと日通旅行の2社、海外旅行は2社、外国人旅行は10社が前年同期を上回った。