国土交通省中部運輸局などは1日、訪日外国人旅行者を対象にしたスタンプラリー「昇龍伝説紀行」を開始した。広域観光周遊ルート「昇龍道」を形成する中部・北陸9県に東京都、神奈川県を加えた計11都県の観光スポット47カ所にスタンプを設置し、周遊観光を促進する。集めたスタンプ数に応じて特産品などが入った「福袋」を贈る。期間は2017年3月20日まで。
主催は中部運輸局のほか、中部広域観光推進協議会、中部国際空港利用促進協議会。外国人旅行者を対象にしたスタンプラリーは、15年度に東海3県を対象エリアとして開催したが、16年度は規模を拡大して広域的に展開する。
昇龍道には竜にまつわる伝説が残る地域が多いことに加え、中華圏を中心に竜が良いイメージを持つことから「昇龍伝説紀行」と名付けた。メインターゲットを中国、台湾、香港、ベトナムからの旅行者と位置づけている。
スタンプラリー台帳は、中国語繁体字・簡体字併記と、英語・ベトナム語併記の2種類を作成。竜の伝説がある開運スポット、観光施設などの情報も併せて掲載した。スタンプの設置個所などで配布している。
集めたスタンプは3個で「銅龍賞」、6個で「銀龍賞」、9個で「金龍賞」として福袋と引き換えることができる。引換所は中部国際空港、富士山静岡空港、小松空港、富山空港、名古屋駅、金沢駅、富山駅の7カ所。
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